おはようございます。群馬県高崎市在住の家庭教師、牛込伸幸です。
今回は「子どもは子ども」というお話。
これまでお話してきたことのまとめと、そのうえでどうするか?がテーマです。
まず、これまでのまとめです。
(まだ読んでいない方は先に読んでいただいた方が今回の内容がよく入ってくると思います)
子どもに対して、
勉強しなさい!といわないと決める
https://ushisense.com/archives/532
何とかしようとしない
https://ushisense.com/archives/537
そんなにすぐには上がらない
https://ushisense.com/archives/545
受け入れる
https://ushisense.com/archives/564
子どもは1ミリも批判されたくない
https://ushisense.com/archives/575
のびのび、やってるかな?と見る
https://ushisense.com/archives/585
環境を整える
https://ushisense.com/archives/606
そして、親自身が自分の人生を楽しむ。
https://ushisense.com/archives/632
ここまできたらあとはもう、
「子どもは子ども」
と考えるようにぼくはしています。
もちろん、子どもには、よくなってほしいし、アドバイスもしたい。
でも、親が何十年もかけて得てきた知識や知恵や経験をスマホのアプリをインストールするように子どもに一気に伝えることはできません。
親自身もそうであったように、子どもだって子どもなりに、試行錯誤しながら、失敗と成功を繰り返しながら、自分の経験をもとに、子どもなりに成長していきます。
また、子どもには、子どもの考え、希望があります。
それを親が否定したり、誘導しようとしても、反発されたり、無視されるだけです。
・・・
「子どもは子ども」
お父さん、お母さんがこう思って、子どもに接すると、子どもはのびのびしてきます。
もちろん、単に突き放すのは違いますよ。あきらめて、放置するのとも違います。
わがままを許すのとも違います。主導権もあくまで親が握ります。
求められれば、サポートはするし、アドバイスもします。
伝わりそうな雰囲気があれば様子を見ながらちょっとずつアドバイスもします。
自分はどう考えているかもしっかり伝えます。
でも、親の考えは押しつけないし、子どもを否定することもしない。
子どもには子どもの考えがあるし、時代だって違います。
・・・
子どもは子どもなりに、一生懸命やっているものです。
勉強しないで、スマホを観ているときも、もしかしたら、
「やらなくちゃいけないんだけどな~」
と、葛藤の真っ最中かもしれません。
この葛藤とうまくつきあって、うまくコントロールできるようになると、机に向かえます。
今はそのトレーニングをしているのかもしれません。
その途中で「スマホばっかりいじってないで…」と親に言われたら、逆にやらなくなったり、言われないとやらない人になってしまいます。
・・・
今回は「子どもは子ども」というお話でした。
子どもは子どもなりに自分の人生をよくしたいと思っているはず。
親は見守りながら、そう信じるしかないとぼくは思っています。それには勇気と覚悟が必要です。
子どもを見ていると、つい、
「○○した方がいいんだけどなあ」といいたくなっちゃうんですよね(笑)
そんなとき、
「でも、子どもは子どもなりにいいと思ってやっているはず。しばらく様子を見よう。子どもは、子どもだよな」
こう考えると、いい方向に向かと思います。
ホント、あるんですよ。生徒さんでも、自分の子どもでも、「あのとき、言わなくてよかったあ」と思うことが。
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