ぼくの住む群馬県では年明け1月の3連休に私立高校入試があります。
期末テストも終わって、今は私立の過去問をやろうと思っている受験生も多いと思います。
問題を解くとわかりますが、私立の入試問題は難しいです。
一部の得意な人を除いて、多くの生徒さんは「難しい」「全然できない」とショックを受けてしまうかもしれません。
今回は、こうならないための考え方と対策をお伝えします。
知っていれば全然問題ありませんので。
私立の入試問題はなぜ難しい?
私立高校はだいたい3つのコースを持っています。
・特別進学コース
・進学コース
・一般コース
入試は同じ日に同じ問題を解いて、その点数に応じてあなたは特別進学コース、あなたは進学コース…と振り分けてくれます。
得意な人に普通の問題を出すとみんな似たような点を取ってしまって、この振り分けができません(特別進学コースは点数によって入学金や授業料が免除になるとかもあるので)
だから問題が難しいのです。
実力を発揮すれば合格できる
問題が難しいということは平均点が下がります。合格最低点も下がります。
一般コースの合格点はものすごく低いはずです。
模擬テストで合格圏の判定が出ているなら、自分の実力を発揮すれば合格します。
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でも、注意が必要なことがあります。
それは「難しい!」と思って焦りすぎたり、あきらめてしまうことです。
そうすると、自分が解ける問題を見逃してしまいます。
入試本番で「あきらめる」とかあり得ないと思いますよね。でも、問題が難しすぎると、そうなってしまう人が多いのです。
特に、問題文と選択肢の文章が長いので、量に圧倒されてめげてしまうのです。
(マークシート方式なので、一問一答的な問題はほとんどありません)
まとめ
とにかく意識するのは、
・私立高校の問題は難しい(合格最低点も低い)
・自分が解ける問題を解ければ合格できる
・問題が難しくても問題文や選択肢が長くてもめげることなく、自分が解ける問題を探して解く
ということです。
特に最後が大切です。入試問題は最初の方に、例えば数学なら計算、小問など基本的なものが並んでいます。
でも、その後の大問2や3の最初の(1)はやさしいといったことも多いのです。
理科や社会も問題文が長くても、最初の(1)の問題は一問一答的な基本問題だったりします。
・・・
今回は私立高校の過去問の使い方についてお話しました。
こういったことを知っておけば、めげずに問題に取り組むことができると思います。
また、過去問でこの練習をしておきましょう。
過去問を解いて「難しいなあ」で終わりにするのでなく、本番のように自分ができる問題はないかな?とあきらめずに解く練習をしましょう。
そして、ていねいに答え合わせをしましょう。
もちろん、答えや解説を読んでもわからない問題は無視して構いません。繰り返しになりますが(でも大事)、自分が解ける問題を探して解く練習をしていきましょう。
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