何とかしようとしない

ぼくが家庭教師と子を持つ親という2つの立場をやっていて感じることがあります。それは、親は「何とかしたい」という気持ちが強すぎるということ。

家庭教師は週に何度か時間を決めて生徒さんと一緒に勉強します。時間が来ればその日は終わり。ここで一旦、区切りをつけることができます。

そして、どうやったら良くなるかな?次回はどうしよう?こう冷静になって考えることができます。

でも、親はある意味、子どもとずっと一緒です。区切りがない。

また、親は子どもの幸せを誰よりも願いますし、子どもが自分の力で生きていく術(すべ)を身につけさせなくてはと考えます。

だから「何とかしよう」「何とかしなくちゃ!」と考えすぎてしまうのかなと。

その結果、無理なことを言ったり、感情的になって、つい余計なお説教をしたり、怒ってしまうのだと思います。

音声版はこちら(3分32秒)

・・・

ぼくは、このことに気づいてから、自分の子どもに接するときには、

「何とかしようとしない」

こう、心がけています。

「今、これを言っても伝わらないだろうな」

「いかん、いかん、言いすぎた」

「子どもは子どもなりに考えているはず。少し様子を見てみよう」

「自分だって、子どもの頃はこんな感じだったよな」

「失敗しながら学ぶんだよな」

「できること、できそうなことを言おう」

「今、何とかしよう!としちゃったな」

こんな感じでやっています。

・・・

もちろん、いつもできるわけではありませんよ。

でも、「何とかしようとしない」と心掛けることで、うまく行くことが増えたし、前よりずっといいし、そう大崩れしなくなりました。

大きい視点、長期的な視点で、子どもに接することができると感じます。太っ腹な感じ。

そして、何より、心に余裕ができて、ぼく自身、親自身が楽です。

子どもだって、親がイライラしていたら、イヤですよね。まして、そのイライラの原因が自分だったら。

お父さん、お母さんが楽しそうにやっている方がいいに決まってます。

・・・

今回は「何とかしようとしない」というお話でした。

つい肩に力が入ってしまったとき、思い出してみてください。きっと、いい方向に向かうと思いますよ^^

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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群馬県高崎市の家庭教師・牛込伸幸
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