おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
※この記事は2022年9月に修正しました。群馬県の高校入試の制度が少し変わったためです。ちなみに2024年(令和6年)2月実施の入試から前期入試と後期入試が一本化されるそうです(群馬県教育委員会)↓
https://www.pref.gunma.jp/contents/100258092.pdf
今回は高校入試に通知表はどのくらい影響するか?というお話です。
これを読むと中学1年生からの中間テスト、期末テストが大事とわかって、がんばろう!と思えますよ。
公立高校(当日のテストがメインの後期入試)
群馬県の公立高校入試では、学力テストがメインの後期入試でも、以前は多くの高校が調査書(ほぼ通知表)50%・当日のテスト50%の割り合いで合否を決めていました。
(進学校などは当日のテストの割り合い高め)
入試当日、机に向かったときにはすでに半分、決まっているということです。
今は(2022年11月です)、
・調査書(ほぼ通知表)30%
・当日のテスト 60%
・面接 10%
という高校が多いです(高校によって異なります。進学校は調査書10~20%で面接がない高校も。つまり当日のテストが80~90%ってこと)
以前と比べると下がったものの、それでも調査書(ほぼ通知表)の割り合いが高いですね。
公立高校(前期入試)
群馬県の公立高校の前期入試は、多くは調査書(ほぼ通知表)で半分以上が決まります(部活推薦の人は除く)
当日のテストは3教科で基本的な問題が多いので、あまり差がつかないと思われます(一部の進学校は高校独自の問題を実施)
だから通知表が大事です。
私立高校(推薦単願)
私立高校は推薦(単願)がメインですが、これなんてほぼ通知表で決まります。
入試当日にテストもありますが、これは一定の学力があるか?チェックするためのもので、落とすための試験ではありません。
評定平均3.0とか3.5といった高校が設定する基準を満たさないと受験することができません(3.0を切っていても受けられる高校もあります)
高校からの情報は中学校の先生が持っていますので聞いてみてください。公表はされていないようです。ぼくも三者面談をした生徒さんに教えてもらっています。
通知表は1~3年
通知表は一般的には1年から3年全部の評定平均です。
途中からある程度は挽回できますが、やはり限度があります。
これを知った中1の生徒さんは、毎回の中間テスト、期末テストがすごく大事ってことです。
1回1回の定期テストを入試だと思って受けるといいですね(なかなか実感わかないかもしれないけど)
また、当然ながら毎回の定期テストをがんばって勉強すると、結果的に受験勉強にスムーズに入れます。
日頃の授業の復習→定期テストの勉強→夏休みなどで復習→受験勉強といういいサイクル、好循環ができます。
・・・
なかには「中3になったら受験勉強がんばるから、通知表は関係ない」と言う生徒さんがいます。
でも、厳しいことをいうようですが、こうした先送り思考があるうちは中3になっても勉強しないものです(高校に入ったら…とか言い出す)
余計なことは考えずに、次の定期テストの勉強、目の前の日々の授業の復習に取り掛かる方がいいと思います。
・・・
今回は高校入試は通知表、つまり定期テストが大事というお話でした。
やっぱりコツコツが大事ってことです。
もう中2、中3という人もあきらめないでくださいね。今から0.5でも0.1でも評定平均を上げていきましょう。
こうすることで当然、受験勉強にもプラスになります。
ぼくの経験では、中学生は勉強量が増えれば別人のように成績は上がりますよ(ちゃんと理解しながら進めてくださいね。難しすぎるものを無理やり大量にやっても意味はありません)
だまされたと思ってやってみてください。やり方はこのブログやぼくのメルマガ(無料)でもお伝えしています。
応援しています^^ 牛込伸幸
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