おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
期末テストが終わって少し経ちました。そろそろテストが返ってきたでしょうか。
中学2、3年生は慣れたと思いますが、1年生は初めての定期テストです。
テストの点にショックを受けている人も多いと思います。
でも、中学はそんなものです。小学校のテストとは違います。
そこで、今回は小学校と中学の違い。また、それをどう受け取めたらいいか?というお話です。
実はまだ慣れていない2、3年生、お父さん、お母さんにも役立つお話です。
ショックを受けて落ち込んだり、やる気がなくなってしまうのはもったいない。
これを読んでパワーをチャージしてくださいね。
では始めます。
小学校のテストとは?
小学校のテストは基本ができているか?確認するためのものです。
しかも、授業で先生が説明したあと、一緒に問題を解いたり、こまめに宿題が出たりします。
また、テストはひとつの単元が終わるごとにやるので、範囲も広くありません。
ですから、そんなにひどい点を取ることはありません。
平均点をいう先生といわない先生がいますが、平均点はだいたい90点前後です。
(毎回60点、70点という場合は、フォローしてあげた方がいいと思います。理解が不足しているか、読解力がなくて問題が読めていない可能性があります。小学校の勉強はすべてに通じる基礎なので、抜けがないようにしたいところです)
中学のテストは難しい
中学のテストは、小学校のテストと違って、基本だけでなく応用力も問います。
得意な子が90点を取るような問題を作ります。
そうすると平均点は60点くらいになります。
小学校のイメージでいると、60点取ったらびっくりしてしまうかもしれません。
ここで「中学のテストは難しいなあ」と思えればいいのですが、「おれ、全然ダメじゃん」となると変な方向に行ってしまいます。
別に自分がダメになったわけではありません。問題が難しくなっただけです。
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さらに、小学校と違って中学は順位が出ます。
自分の位置を初めて知ってがっかりしてしまう人もいると思います。
小学校のときは90点くらい取っていて、自分は勉強が結構できると思っていたのに…という感じです。
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また、平均点や真ん中の順位がとれなくて、すごく不安な気持ちになった人もいるかもしれません(日本人は平均に敏感)
ただ、みんな自分なりにがんばっているなか、平均点や真ん中の順位をとるのはそう簡単ではありません。
順位とはそういうものです。割り切ってください。
半分は真ん中以下ですから。
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また、勉強量が足りなかったり、苦手な場合は、平均点が60点に対して、30点、40点という点数を取ることもざらにあります。
こんな点数を取ったら相当ショックですよね。
ショックが強すぎて落ち込んでしまったり、やる気をなくしてしまう人もいるかもしれません。
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こんな状態で、もしお父さん、お母さんから「こんな点数取ったら…」とお説教されてしまうと状況はさらに悪化します。
日本人ですから、親だって平均点に敏感です。心配になってしまうんですね。
ですから、お父さん、お母さんから厳しいことをいわれても、できるだけ気にしないようにしてください。
(気にしないのは難しいことはよくわかっています。できたらお父さん、お母さんに理解してほしい)
今回は親御さん向けのお話は省きます。よろしかったら記事をご参照ください↓
また、お父さん、お母さんにそんなつもりはなくても、「ダメな子を思われてるのでは」と考えていると、自分で勝手にそう思ってしまうこともあります。
テストの点や順位の受け止め方
ここまで、
・中学のテストはそんなに点数はとれない
・順位をつける以上、真ん中より下になることも当然ある(半分の子は真ん中以下)
・信じられないような点数を取ってしまうこともある
というお話をしてきました。問題はここからです。
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落ち込んだり、やる気をなくしてはもったいないです。
まずは自分の今の位置を受け入れて、ここから少しずつよくしていこう!と考えられたらいいですね。
たかが勉強です。これだけで自分の価値が決まるわけではないし、将来の幸福度が決まるわけでもありません。
でも、学校は勉強をするところです。勉強から完全に逃れるわけにもいきません。
勉強は人生の一部と知ったうえで、やれるだけやればいいんだと思います。
ただ、人と比べたり、このくらいの順位にいないとダメだと考えすぎると空回りします。
順位や平均点を目安にしてもいいですが、自分が成長することを目的にすることが大切です。
解けなかった問題が解けるようになる、毎日少しずつでも机に向かえたといったことです。
ここに意識を向けると勉強は少しずつ楽しくなります。
部活でも習い事でも、できなかったことができるようになるって楽しいですよね。
長期的に伸びるのはこんな人です。
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今回は中学1年生向けにテスト結果が返ってきたときの考え方をお伝えしました。
高校1年生、特に進学校に行った人もこうなりやすいので、必要な方はこの記事を読んでください↓
応援しています^^ 牛込伸幸
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