おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
今回はお父さん、お母さん向けの記事です。
子どもが勉強しているとき、よかれと思ってアドバイスしたら、逆に反感を買ってしまった…といういと、ありませんか?
今回はこんな状況を避けて、子どもをやる気にさせる方法をお伝えします。
生徒さんが問題集を買ってきた
「先生、この問題集買いましたよ」
生徒さんが自分で問題集を選んでくることがあります。
そのとき「まずい、この問題集は難しすぎる」と感じることがあります。
でも、自分でがんばって選んだ問題集です。やる気は尊重したい。無下に否定したらかわいそうです。自分も何だか切なくなる。
・・・
こんなときは「自分で選んできたんだ。いいね。じゃあ、さっそくやってみて」ということにしています。
そして反応を待ちます。
「先生、この間買った問題集、難しすぎました!」となったら、
「そうかあ。じゃあ、それは一旦置いておいて、今の自分にあったものを選んでみたら?例えば…」
と、いくつか選択肢を示すようにしています。
これは自分で選ぶ練習をしてほしいからです(いい問題集はいくつかあるので大丈夫)
ノート整理を始めた
もうひとつあるのは生徒さんがノート整理をしているときです。
ノート整理は時間がかかる割に成果が出ない方法として有名です。
もちろん、わからないことを自分なりにまとめるなら効果はあります。
でも、たいていは授業のノートをただ書き写す感じになってしまいます。これでは単なる作業です。
時間もかかるし手も疲れるから「勉強した」感はあります。ただ、残念ながら点数に結びつかない。
・・・
とはいえ「ノート整理はやめといた方がいいよ」と生徒さんに言うのも残念です。せっかくがんばっているわけですから。
そんなときは、
「ノート整理してるんだ。がんばってるね。まとめ終わったら最後に問題を解くといいよ。
よく理解できているから気持ちよく問題が解けるよ。もちろん、よく覚えられるし」
という感じで声をかけるようにしています。
勉強時間が確保できて理解不足の状態なら、この方法で十分結果は出ます。
そして、やっていくうちに「ノート整理しなくても大丈夫だと気づきました」となるものです。
(もしくは自分のわからないところだけまとめるように)
・・・
今回は子どもが自分にあっていない問題集や効率のよくない勉強法をしていたときの対処法についてお伝えしました。
間違った勉強法をしていると感じても、いきなり否定しないということです。
お子さんに声をかけるときの参考になったらうれしいです。
PS.
慣れてくると問題集を買いたくなったときは、相談してくれるようになります。
でも、「今一緒にやっている問題集を復習してほしい」となることが多いです。
みんな新しいものをやりたくなってしまうんですよね(ぼくもそうだったから気持ちはわかる・笑)
繰り返しが大事とわかると成績はグンと上がり始めます。
PS2.
問題集選びの失敗はあまり気にしないでください(ここはケチるとこじゃない)
「これは難しすぎる」と感じたら躊躇なく自分にあったレベルを選び直す。
そしてその問題集に取り組んで、最初に買った難しい問題集ができるようになることを目指す。
これ、いい目標になりますよ。
PS3.
子どもがある程度、自主的に勉強するようになったら、求められない限りアドバイスはしないのが鉄則です。もし、質問されたら親身になって一緒に考えるのがいいと思います。
応援しています^^ 牛込伸幸
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