おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
今回は中学社会の勉強法について、授業の復習から定期テストまでトータルにお話します。
これを知ると、最低限の努力で効率よくテストで点が取れますよ。
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社会は学校の授業を聴いてノートを取っていれば理解できないことはないと思います。
でも、話を聴いて「なるほどね~」ではテストで点は取れませんよね。聴いたそばから忘れていきます。
そこで復習が重要になります。
今回はその方法、特に問題集の使い方、効率よく暗記するための繰り返しのタイミングについてお話します。
授業があった日に復習する
社会や理科の暗記は定期テストの前にやればいいやと思っている人も多いと思います。
でも、テスト前だけでは量が多くて覚え切れないことが多いです(できたとしてもすごく大変)
ですから、授業のあった日の夜に復習をして、一度は覚える経験をしておくことが大切です。
忘れてしまってもいいんです(忘れて当然)。でも、一度覚えておくことで、テスト前の覚えやすさが圧倒的に違います。
また、こうすることで理解も深まって、次回の授業もスムーズに聴けます。
特に歴史は流れ(ストーリー)があるので、ある程度は覚えていないと、その日の授業がよくわかりません。
アニメやドラマを途中から見ると、しばらくよくわからないですよね。あれと同じ感覚です(しかもアニメと違って歴史は登場人物や事件が次から次へと出てくる)
復習は必ず問題を解く(学校のワーク)
どの科目にもいえることですが、授業の復習は必ず問題を解いてください。
問題に答えられれば理解した、覚えたということ。
問題集は「学校のワーク」が最適です。
一般的な問題集は例えば、江戸時代で1単元や2単元など範囲が広くなっています。
江戸時代が終わらないとその問題を解けません。これでは日々の授業の復習には向きません。
その点、学校のワークは教科書の1テーマごとに(授業約1回分)、細かく区切られています。
だから授業の復習には最適です。
しかも教科書の対応ページが書いてあります↓
もし、学校のワークがない場合は、本屋さんで「教科書ワーク」など自分の教科書にあった問題集を買ってきてください。
問題集の使い方
学校のワークは左ページが基本問題、右ページが応用問題という構成が多いです。
まずは左ページで基本や重要な用語を覚えます。
手順はこうです↓
【ステップ1】問題を解く
何も見ないで問題を解きます。
【ステップ2】教科書やノートで答えを探す
わからないときはすぐに教科書やノートを使って調べます(暗記系は考えても答えは出ないので)
問題意識を持って教科書やノートを読むことで理解が深まります。
また、自分で答えを見つけると刺激になって覚えやすいです。
ただ、なかなか答えが見つからない場合は、深入りしないで答えを見てしまってください。
【ステップ3】答え合わせ
答えが合っているかだけでなく、解説を読んだり、気になった点を教科書やノートで調べると、さらに理解が深まって覚えやすくなります。
【ステップ4】仕上げにクイズ
最後にカードで答えを隠してクイズします。一度、覚え切る↓
これで左ページ(基本問題)は終わりです。次にこれと同じことを右ページ(実践問題)でもします(全部できない場合は、左ページだけでも)
定期テスト前(学校のワークを3回やる)
テスト前は今までお話した方法を3回やります。
ぼくはテスト2週間前から勉強をすることをおすすめしていますが、
最初の1週間で1回、次の1週間で2回やります。
2回目の方が早くできますし、テスト前で学校が休みになるので時間も多く取れるので(直前はやる気や集中力が高まることも)
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問題集はどんどん進むのでなく、復習しながら進めます。
今日の問題をする前に前回の問題を復習してからやると効果的です。
書くと時間がかかるので、答えを隠して口頭でクイズする程度でも十分です。
間違った問題、曖昧な問題に印をつける
間違えた問題、合ってはいたけれど自信のない問題は印をつけて重点的に繰り返します(特にテスト前日)
要はテストの当日に全問正解できるようにしればいいってことです。
ただ、全問正解はあくまで目標で、今の自分の実力にあわせて目標を設定してくださいね。
左のページ(基本問題)だけ全問正解できれば平均点は軽く超えると思いますよ。
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学校のワークが終わって余裕のある人は、先ほどもご紹介した自分の教科書にあった問題集を追加してもいいですよ。
教科書ワーク↓
仕上げは予想問題プリント
テストは学校のワークとまったく同じには出ません。
少し違った聞かれ方をすると答えられないことはよくあります。
ですからテスト前には新しい問題で練習します。
テスト前になると学校で予想問題プリントを配ることが多いです。それを使って実践練習します。
もし、配られない場合は、先ほどの問題集などを使うのもいいと思います。
ノート整理に注意
自分なりにノートに内容をまとめ直すと効果はあると思うのですが、たいていは授業のノートを清書しているだけになってしまうことが多いです。
ノートづくりは、時間もかかるし手が疲れるので「勉強やった感」は半端なくあります。でも、頭を使わないので覚えられません。
単なる作業になってしまうことも。
もし、どうしても覚えられない場合はやってもいいと思いますが、その場合も必ず「直後に」問題を解いてください(2、3日したらゼロになってしまう)
問題を解かないと覚えられないので。
できるだけノート整理はしないで、どんどん問題を解いてください。
そして、学んだこと、気づいたことは授業のノートに書き込みます。
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今回は中学社会の勉強法についてお伝えしました。
日頃の授業の復習をサボってしまったという人は、少し大変ですがこのやり方でテスト勉強してみてください。
そして、ぜひ次の定期テストからは日頃から復習するようにしてみてください。
圧倒的に楽に覚えられると思います。
定期テストの計画の立て方はこちらの記事を参考にしてください↓
応援しています^^ 牛込伸幸
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