脳のしくみを知って勉強を習慣化する方法。脳は善悪関係なく現状を維持したい

おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。

先日、期末テストが終わったら夏休みだと思って勉強するというお話をしました。

期末テストが終わったら夏休みだと思って勉強する
1学期の期末テストが終わった頃かと思います。今回のテストはいかがでしたか? 勉強の成果が出た人、がんばったけど思うようにいかなかった人、がんばれなかった人など、いろいろかと思います。 でも、それぞれの結果を受けて...

期末テストが終わったあとは「今度こそは」という気持ちが強いので、本格的に勉強を始めるいいチャンスです。

ただ、実際にやるとなると壁があります。

晩ごはんを食べると、だるい、眠い、ついスマホをいじってしまう…

脳科学で言われているのですが、これは脳のせいです。

脳は本来、怠け者。できるだけ現状を維持したい。新しいことをしたくない。

これは安全を確保するため。

新しいことを始めると危険な目にあうリスクがありますからね(脳の使命は生存)

だから、晩ごはんを食べて、だらだらすることが習慣になっている場合は、脳はそれを維持したいと考えるわけです。

新しいこと(この場合は勉強)をしようとすると邪魔するんです。

・・・

脳のおもしろいところは(厄介なところ!?)、習慣の善悪は判断していないことです。

だらだらするより、勉強した方がいいに決まっているのですが、そこは考えない。

いい悪い考えず、とにかく現状を維持しようとします。

・・・

そこで、ぼくらはどうしたらいいかというと、習慣を入れ替えることを考えます。

晩ごはんを食べてだらだらしてしまう習慣を机に向かう習慣に少しずつ入れ替える。

最初はものすごい抵抗を受けます。

・このテレビ、見ないと損しちゃうよ。見てからにしようよ

・ちょっと昼寝してからやった方がいいんじゃない?

・どうせやってもうまく行かないよ

・こんなことして意味あるの?

だから、少しずつやっていきます。

5分でいいからやってみよう。または、すごく簡単な勉強からやるってこと。

たまにやると「エイっ」という意思の力を使う必要があるので(だいたい失敗する)、毎日少しずつやる方がいい。

宿題やテストという責任感を活用したり、図書館やカフェといった環境の力を借りるのもいいですね。

塾や家庭教師のように誰かのサポートを受けるのも有効です(毎日、長時間はムリ。やっぱり最後は自分)

・・・

3か月ほど続けると、習慣化するといわれます。

こうなると逆にやめられなくなります。今度は脳が勉強を続けるようにサポートしてくれます。

今回は脳の機能についてお話ししました。

この性質を知っているだけでも「これは脳が邪魔してるんだな」とわかって対処できます。

応援しています^^ 牛込伸幸

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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