おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
「勉強している割に成績が伸びない」
こんな状況の生徒さんに共通していえることがあります(以前のぼく・笑)
それは問題集の使い方にあります。
一応やってはいるから、それなりにはできるようになります。
でも、思ったほど伸びない。定着している感じがしない。あせってくる。
今回は、そんな悩みを抱える人に役立つ内容です。
大丈夫です。勉強はできているんです。だから、あとはやり方を知って実行するだけ。
問題を解くとき:わからない問題と曖昧な問題に印をつける
まず問題を解くとき、わからない問題や自信のない問題に印をつけます。
マルでもチェックマークでも何でもOK。
こうすると答え合わせのときに意識できます。
解くときに自信がなかった問題も、答え合わせをしてあっていると、そのままスルーしてしまうもの。
でも、問題に印をつけておけば「確認しよう」と気づくことができます。
答え合わせをするとき
問題集は答え合わせの方が大事
次は問題を解いたあとの答えわせです。
問題集は解くことより、答え合わせの方が断然大事です。
まず、問題を解いたら「すぐに」答え合わせをしましょう。
時間が経つと解いたときの臨場感が薄れます。覚えているうちにマル付けしましょう。
(10分休憩くらいならOK)
ノートや参考書で調べる
答えや解説を読んで「そうか」とすぐに納得できればいいのですが、そうならない問題も当然あります。
こんなときは学校のノートや参考書で調べます(可能であれば誰かに質問する)
ここがいちばん力のつくところです。がんばりどころです。
ここを中途半端にしてしまうと、いつまでも実力はアップしません。
(解説や参考書を読んでも全然わからない、歯が立たないと感じた場合は、今後の課題と考えて、その問題は今は無視して構いません)
ケアレスミスへの向き合い方
例えば数学の計算問題など「ケアレスミスだ」ですませてしまう人が多いです。
でもこれ、理解不足であることが多いです。
「本当に理解していたかな?」と謙虚な気持ちで見直しましょう。
もし、本当にケアレスミスだとしても、「どうしたらミスしないかな?」と対策を考えましょう。
途中の計算式を書くとか図を書くとか。
この発想がないと、ケアレスミスは減りませんよ。
直後に隠してやり直す
答え合わせをていねいにやっても本当に理解できているとは限りません。
最後にもう一度、答えを隠して解き直します。
数学などは1問ごとにやり直してもいいくらいです。
・・・
あとで忘れてもいいので、とにかくその場でできるようにしてから終わりにすることが大切です。
ここまでやらずに繰り返してもできるようになりません。だって、一度できるようになっていないから。
厳しいようですが、ここ大事ですよ。
(繰り返しになりますが、難しすぎる問題は今は無視してくださいね)
問題集を繰り返す
印のついた問題はその後、繰り返します。
(印のついた問題しか繰り返さないので、自信のある問題以外はしっかりと印をつけておいてくださいね)
点数がいちばん伸びやすいのは、曖昧だった問題を自信を持って解けるようにすることです。
歯が立たない問題を解けるようにするのはすごく時間も労力もかかります。
自信のない問題をスラスラできるようになるころには、歯が立たなかった問題にも手が届くようになります。
問題集は何周すればいいか?
「何回繰り返せばいいですか?」
「何周すればいいですか?」
とよく聞かれます。基本は、
・直後
・翌日
・少し間をあけて(1週間ほど)3回ほど繰り返す
ただ、「少し間をあけて」の繰り返しの管理が大変です。
問題ごとにいちいち1週間後にやり直すなんて覚えておいたり、記録したりするのは面倒すぎます。
よく問題集は3回やれといわれますが、このサイクルでいいと思います。
3回やることで、ほどよく間隔が空きますよね。
できるまで繰り返す
3回やってもできなかった問題、覚えていなかった問題は5回でも10回でもやればいいんです。
「できるまでやる」と考えた方がいいです。
逆に「できるまで」と考えると、緊張感がなくなって雑になってしまうことがあります。
ここにも注意です。毎回、真剣勝負でやりましょう。人って難しいですね(笑)
・・・
今回は問題集の使い方についてお話しました。
1冊の問題集を完ぺきに仕上げる。これを目指してがんばりましょう。
やりきったとき、その問題集はあなたの宝物になりますよ。
動画でも見たい方はこちら↓
応援しています^^ 牛込伸幸
▼自習ができるようになりたい人はこちら。親御さんや社会人の方にも意外と人気
メルマガ(無料)