おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
多くの中学校では、定期テストや実力テストの結果表に、生徒さんと、お父さん、お母さんのコメントを書いて提出するしくみになっています(親に見せない人がいるから?笑)
そこに、
「英語がよくなかった。次はがんばる」
「理科と社会をもっと勉強する」
「〇番以内に入る」
のようなコメントをよく見かけます。
でも、残念ながらこれでは何かが変わる予感はしません。
もちろん、学校に提出するものなので、ここに本当のことを書くのは恥ずかしいのかもしれない。
でも、学校に出さなくてもいいので、今回の結果を振り返り、次はこうするということを自分で考えて具体的に書き残しておきたいものです。
今回はその方法をお伝えします。
よかったテストも、そうでなかったテストも、次に生かしていきましょう。
では始めます。
具体的な行動目標を書く
「次は数学を〇点にする」「〇番以内に入る」といった目標を持つのはいいと思います。
でも、これは自分で何とかできない目標です。
問題の難易度によるし、ほかのみんなも同じようにがんばってる。
これでは自分の行動(勉強)を客観的に評価できません。
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そこで、それにプラスして具体的に何をするか?考える必要があります。
定期テスト対策なら、
・学校の授業のあと、学校のワークを解く
・期末テストの2週間前からテスト勉強を初めて、学校のワークを3回やる
実力テスト、模擬テスト対策なら、
・来月の実力テストまでに「〇〇」という受験用問題集を各教科1冊終わらせる
といった感じ。
達成度が数字でわかる
大事なことは、実行できたか?できなかったか?または、どのくらい実行できたか?が具体的に数字でわかることです。
「数学をがんばる」ではどのくらいできたか?評価できません。
「授業のあと、学校のワークを解く」なら、毎日、「今日はできたかな?」と判断できます。
できていなかったら「明日はこうしよう」と考えることができます。
週末に振り返って、遅れがあれば取り戻すこともできます。
・・・
「テスト前に学校のワークを3回やる」なら、2回やれば3分の2達成したとわかります。
時間が足りなかったなら、1日の勉強時間を増やすか、もう少し早くテスト勉強をすればいいかわかります。
集中して勉強できるように時間の使い方を学ぶこともできます。
もしくは、計画が無謀すぎたとわかれば、調整することもできます。
ノートをつくる
頭の中で考えているだけではうまくいかないものです。
そこで、目標を書いたり、やったことを記録するノートを1冊つくるといいと思います。
できる人はその日の予定を具体的に書いて(例:数学ワークP30~33)、やったら印をつけるのがおすすめ。
ぼくのブログです。やったことノートの使い方↓
・・・
今回はテストが返ってきた後の振り返りの方法についてお話しました。
テストはよかった、悪かったと一喜一憂するためのものではありません(ちょっとはしていいけど)。
テスト後の振り返りを今後に生かしていきましょう。
応援しています^^ 牛込伸幸
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