国語の授業は問題を解いてから受ける。読解力のつけ方

おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。

学校の国語の授業って謎だなあと思っています。

教科書の文章を読んで、それを先生が解説して、みんなはそれを聴いています。

ものすごく受け身です。

みんなでその文章を鑑賞しましょうという主旨なのかもしれません。

・・・

でも、入試では初めて見る文章を自分で読み取って問題に答える必要があります。

この「自分で読み取る」ことが学校の授業では抜けています(読解力)。生徒をあてて音読してもらって、いきなり先生が解説しちゃう。

でも、ここが難しいんです。

ぼくが家庭教師をしていて思うのは、読解力がない生徒さんが多いなあということ。

「日本語だから読めるでしょ!?」

と思うかもしれません。でも、教科書の文章や特に入試の文章は、ちょっと読んでわかるほど簡単なものではありません(特に大学入試)

もちろん、読めばわかったような気になるかもしれません(日本語だから)。でも、いざ問題を出されると答えられない。

これは読めていないということです。

・・・

その前に、文章を読んでいて途中で集中力が切れてしまったり(読み切れない)、

途中で何をいってるかわからなくなって、また最初から読み直したりする生徒さんも多いです(これは練習前のぼくもあった・笑)

こうなると、国語の問題は傍線や空欄の前後だけ読んで、似たような言葉を使った選択肢を選ぶという感じになってしまいます。

当然そういった選択肢はひっかけであることが多いので、点数が取れません。もしくは点数が安定しない。

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読解力がないと全教科できない

読解力はすべての勉強の基礎になります。

数学の文章題の文章を読み取るにも、問題集の解説を読むにも、参考書を読むにも読解力が必要です。

大人になって会社のマニュアルを読むにも必要です。

・・・

自習ができない生徒さんは読解力がないことが多いです。

最近は基礎から詳しくていねいに説明してくれる参考書や問題集がたくさんあります。

でも、読解力がないと文字が多いことがネックになって読むことができません。

読もうとして読めないなら、やっていくうちにできるようになるかもしれませんが、

文字がたくさんあるだけで見るのもイヤ!となってしまう生徒さんが苦手な人には多いです。

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国語の授業で読解力をつける方法

学校の国語の授業で読解力をつける方法があります。

それは、教科書にあった問題集を「学校の授業の前に」解くことです。

中学教科書ワーク 国語 1年 光村図書版
※自分が使っている教科書のものを選んでくださいね。
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この問題集には学校の教科書と同じ文章で問題が作られています。

それを「授業の前」に自分で教科書の文章を読んで、自分で問題を解いて、自分で答え合わせをしてから学校の授業を受けます。「自分で」が大事。ここで力がつく。

こうすることで、学校の国語の授業が答え合わせ的になります。

先生の説明を聴いて、読み取れなかったところ、間違って意味を取っていたところを確認します。

英語の授業で予習するのと同じ。教科書の文章を事前に読んで、わからない単語を調べ、自分なりに訳してから授業を受ける)

・・・

今回は、学校の「授業の前」に問題を解こうというお話でした。

これをやってから授業を受けると、読解力がつくだけでなく、授業で眠くならないかも。

ぜひやってみてくださいね。

PS.
高校の教科書の場合、対応する問題集がないかもしれません。そんなときは、事前に教科書の文章を自分で読むだけでも効果大ですよ。

先ほどもお話したように、途中で何をいっているのかわからなくなったり、集中力が続かなくて読むのをやめたくなってしまうかも。

ここに気付くのが出発点です。

読解力をつけるために、高校生におすすめの本です。文章の読み方、問題への対処の仕方が学べます↓

田村のやさしく語る現代文(改訂版)
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応援しています^^ 牛込伸幸

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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