進学校に通う生徒さんの悩みとその対策

おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。

昨日、子どもが勉強しなくなる理由とその対策という記事を書きました↓
https://ushisense.com/archives/1178

そのなかで、進学校に入って勉強しなくなる生徒さんのお話を少ししました。

今回は予告した通りここをメインにお話します。

中学時代に勉強はできていたので、この考え方を知って対策を取れば、そう難しい話ではないとぼくは考えています。

この話は中高一貫の中学生にも役立ちますよ。

では始めます。

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進学校の生徒さんに多い悩み

中学校時代、受験勉強で1日10時間以上勉強して進学校に入ったのに、その後、勉強時間が激減してしまう生徒さんが結構います。

大学受験を目指す進学校の授業はかなりハードです。宿題も多く、ミニテストも頻繁にあります。

ぼくのイメージでは2、3割の人しか、ちゃんとはついていってないと思います。

進学校のなかの2、3割ですからかなりです。

ここでボロボロになりながらも、めげずに何とか食らいついて行けば全然大丈夫です。

大学受験でもそこそこの位置には入るはず。

でも、めげてしまって勉強時間が激減してしまう人が進学校には少なからずいます。

・・・

高校受験のとき、たくさん勉強できたのは、勉強する内容がある程度、わかって楽しかったからです。

間違えた問題、わからない問題があっても、答えや解説を読んだり、誰かに質問すればたいていは解決できる。

日々の成長や手ごたえも感じられたはず。

だから勉強できたんですね。でも、進学校に入って、

・授業が速くてついていけない

・宿題が多すぎて提出するのがやっと(授業がわからないから、やたら時間がかかる)

・テストで平均点が取れない(赤点ギリギリ)

こうなってしまうと、やる気が一気になくなります。

「中学のとき、全然勉強しない友だちがいて、あいつ、何で勉強しないんだろう?って思ってたけど、気持ちわかるわあ~」

といった生徒さんがいました(これはこれで成長ですね)

・・・

やる気が下がるなんて軽い話ではなくて、劣等感から負のスパイラルに陥ることもよくあります。

テストが返って来ても親に見せないのはよくあることです。

別に親に怒られるというわけでなくてもです。これは、自分が現状を受け入れられないんですね。

冷静に考えれば、中学のときに上位でも、進学校に入れば真ん中以下になることは当然あり得ます。

半分の人は半分以下です。でも、そう思えないんですね。

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現状を受け入れる

となると、まずは現状を受け入れることがスタートとなります。

別に自分がダメになったわけじゃない。自分ができることをたんたんとやっていこう。こう思えればいいわけです。

もし、高校に入って勉強時間が激減して、ひどい成績を取っているとしても、ここを理解して、また勉強すればいいわけです。

まずは学校の授業について行くことを考える

進学校の授業は予習してあることが前提です。

数学なら教科書の問題は解けるようにしてから授業に臨む必要があります。

これが難しい場合は(だから今こうなっているんですね)、事前にスタディ・サプリトライ・イットのような動画を見ます。

ぼくの見た感じ、授業が速いのは数学です。

それに対処しようと時間を取られて、ほかの科目がおろそかになって、全体的にできなくなります。

だから、まずは数学を何とかしましょう。

その結果、余裕が生まれて英語の予習(単語を調べて事前に教科書を自分なりに訳していく)ができれば、英語の授業でついていけないってことはないと思います。

(中学の英文法が実はよくわかってなかったと気づいたらそれをやり直せばOK)

ここで、その気になれば1日10時間以上勉強できる集中力と持久力が生きてきます。

独学に切り替える方法も

1年生のうちは授業について行くことを考えた方がいいと思いますが(完全でなくてもいいですよ。ボロボロになりながらも何とか食らいつくでしたよね)、

2、3年生になって、推薦を考えないなら(通知表が大事だから)、先ほどのような動画サイトや問題集を使って独学する手もあります。

大学受験はいい参考書、問題集がたくさん出ていますからね。

自習なら自分のペースで進められます。一気にやることだって可能です。

ちなみに、こうやって勉強していったら、学校の授業がわかるようになったというのはよくある話です。

・・・

また、最近の高校はスタディ・サプリを導入していて、この動画を見ておいてねとやってくれる進学校もあります。

ぼくもよく動画サイトのお世話になってますよ。

生徒さんが化学で赤点取りそうだとなったとき、日頃は化学はやってないので、トライ・イットでゼロから勉強しています。

進学校の授業はトライ・イットでは足りないですが、ゼロから理解させてくれる点はすばらしいと思います(無料だし)

そして、さらに必要ならスタディ・サプリへ進みます(ゼロから理解したい場合、スタサプだとキツいかも)

・・・

今回は、進学校の生徒さんによくある現状とその対策についてお話しました。

くどいようですが、自分がダメになったわけじゃないので、現状を受け入れて、自分ができることをたんたんとやっていってほしいと思います。

進学校で使っている問題集はたいてい難しいですから、自分で基本から扱っている問題集を買ってきて、もしくは動画サイトを見てやっていってください。

平均点が取れないとか、気にはなりますが、そこは割り切ってやっていってほしいと思います。

上には上がいるのがこの社会です。今後、生きていくうえで、いい経験になると思います。

ぼくが進学校の生徒さんの家庭教師をするときは、いつもこの流れでやっているのですが、やることが明確になって、勉強に対するネガティヴな感情が取れれば、すごい勢いで勉強するようになっていますよ。

応援しています^^ 牛込伸幸

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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