おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
「テスト勉強したのにできませんでした」
生徒さんからこんな相談(ぼやき?)を受けることがあります。そんなとき、ぼくは問題を解いてもらうことにしています。これがいちばん早い。
例えば、数学の学校のワークをいきなりその場で解いて、6割ほどの正解率だったとすると、テストもやはり6割くらいの点数になります。
でも、本人的には自分で勉強したときに、問題を解いて間違っていても答え合わせをして理解できた。だからその問題はテストで解けるはずだと思っているんですね。
ただ、残念ながらそうはならないです。もう一押し必要です。
テストは何のヒントもなく一発で正解しないと点になりません。
「それ違っているよ」と教えてくれたり、解説してからもう一度、解かせてくれるとかはないですよね。
「できた」の基準はここ
テストで点を取るには、自分で勉強するときに、一発で正解するまで繰り返し勉強する必要があります。答えを見てわかったというのでは足りません。
「できた」の基準を上げる必要があります。
具体的にはテストの前日にテスト範囲の学校のワークを一発で解けるようにしておく必要があります。
(厳密にいうとまったく同じ問題は出ないので、似たような問題集で一発で正解する必要があります)
満点を目指す人は、テストの前日に問題集をほぼ全部できるようにしておく、テストで7割を目指す人は問題集でも7割くらい取れるようにしておくということです。
繰り返し回数の目安
勉強したのに点が取れないなあと思った方は、ぜひ「できた」の基準を上げてみてください。
公立中学なら学校のワークを3回。さらに初めて見る問題に対応できるようにテスト前に学校で配られる予想問題的なプリントを1、2回。これが目安になります。
もちろん、これでテスト前日にできるレベルにならなければ、4回、5回とやればいいわけです。
「なんで自分はできないんだ」「暗記力がないんだ」なんて思う必要はありません。
何回やったっていいんです。やっていくうちに暗記のコツをつかんで少ない回数で覚えられるようにもなります。
・・・
もちろん、回数をこなすことを目的にしないでくださいね。1回1回しっかりと理解しながら進めてください。
とはいえ答えや解説を読んでもわからない問題は無視してください。深入りすると先に進まないので。まずは今よりいい点を取ることを目指しましょう(ここ大事です。いきなりよくなりません)
基本ができると、そういった問題にも手が届くようになるものです。
応援しています^^ 牛込伸幸
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