勉強のやる気を維持するためのアイデア4選

勉強のやる気を維持するためのアイデア4選

おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。

これまで「机に向かうコツ」と題して、勉強に取り掛かる方法をお伝えしてきました。これです↓

・やる時間や順番を決めておく
・やることを決めておく
・机の上を片付けておく
・スマホは音を切って別の部屋に置く
・タイマーをセットする

さらに、マインド編(考え方)として↓

・気力は有限。大事に使う
・寝る前に明日やることをイメージしておく
・5分でいいからやってみよう
・やる気にならないときは自習室やカフェへ
・何とかしたい!という気持ち

勉強を習慣化する過程は「ロケットの発射」と似ています。

大気圏を突破して宇宙空間に出るには地球の「重力」に打ち勝つ必要があります。

映像を見たことのある人ならわかると思いますが、ものすごいパワーが必要です。

途中で力が落ちると、地球の重力に引き戻されてしまうので、継続的なパワーも必要です。

勉強に限らず、新しいことを始めるには、そういったパワーが必要です。

机に向かう力、3日坊主を乗り切る継続力。

ということで、今回は「続けるコツ」です。

・・・

机に向かえたら、今度は「習慣化」する必要があります。結論からいうと、そのコツは↓

・1週間単位で勉強する
・勉強時間をゼロにしない
・やること、やったことをノートに記録
・仲間を持つ(先生や友だち)

では、ひとつひとつお話していきます。

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1週間単位で勉強する

勉強は「1週間単位」でやるとうまくいきます。

例えば、学校の授業の復習に問題集(学校のワークなど)を解くとします。

毎日、その日の授業の復習をするのですが、部活で疲れて寝てしまったなど、ときにはできない日もあります。人間だもの。

そこで、遅れがあった場合は、土日でカバーします。

1か月単位だと長すぎます。月末に今月の遅れを取り戻そうとしても、たくさんありすぎて追いつかない。

その点、1週間単位はほどよい。週末は学校も休みですし。

こうすれば、気がついたら期末テスト!という事態を防げます。

・・・

ただ、土日でまとめてやることが習慣にならないようにしてくださいね(笑)

1日1日「今日もよくやった」と充実感を味わいながら布団に入りたいものです。

「1日1日の区切り」があって、できないときの対応としての「1週間単位の区切り」があります。

・・・

期末テストや模擬テスト(実力テスト)の勉強も1週間単位で考えます。

自分で立てた予定が順調に進んでいるか?土日に確認します。

そして、遅れがあれば土日に追いつきます。

そのために日曜日は「何も予定を入れない」のもいいと思います。

「予備日」ですね。

順調に進んだのなら、その時間は好きなことをやってもいいわけです。

期末テストの前や、受験生は1日まるごと予備にするのは長すぎるかも。日曜日の午後を「予備時間」にするくらいがいいかも)

・・・

1週間単位のメリットはほかにもあります。

「今週は乗らないなあ」と思っても、「週末まであと何日」と思うとがんばれます。

学校と同じですね。

また、うまくいかない週があっても、区切りをつけて、また新しい週に向かうこともできます。

「今週はがんばるぞ」

これが1か月だと長すぎるのです。

「気分が乗らないなあ」と思ってから月末まで長すぎて、そのままズルズルと…

勉強は1週間単位、ぜひ試してみてください。

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勉強時間をゼロにしない

勉強を習慣化しようとして、軌道に乗りかけた頃、必ずあるのが「引き戻し」です。

先ほどのロケットの話でいうと、地球の重力に引き戻されることです。常にパワーをかけていないと戻されます。

これ、必ずあると思ってください。

部活で疲れたりして「今日はやらなくてもいいかな」と思う日もあると思います。

でも一度、妥協すると、そのあとも「今日も…」となってしまいます。

・・・

そんなときは「ゼロにしない」と思ってください。

その日の予定を全部、終わりにできなくても構いません。

「ゼロにしなければいいよね」

と机に向かってください(机に向かうと、多分、できちゃうと思いますよ)

でももちろん、本当にちょっとで終わってもいいんです。ゼロにしないことが大事なんです。

そうすれば次の日はまたいつものように、できます。

・・・

「ゼロにしない」

ちょっと辛い日は思い出してください。

また、こうするためにも、「やる時間とやることを決めておく」ことが大事になります。

ただでさえやる気がないときに「何をしようかな?」では、できないので。

PS.
「ゼロにしない」と思っても、できないこともあります。

そんなときは「2日連続ゼロにしない」と心掛けてください。

結構、復活できますよ。

また、完全に習慣が途切れてしまった場合は、またやり直せばOKです。

自分を責めずにやっていきましょう。

やろうという気持ちがあるだけすばらしい。

やること、やったことをノートに記録

ノート

↑無印のスケジュールノートです

机に向かうコツに「やることを決めておく」というのがあります。

これをスムーズに実行するために「スケジュールを書くノート」を作ることをおすすめします。手帳でもいいです。

やることを決めたらノートに書いておきます。テストの日程なども書き込みます。部活の予定なども書いておくと、勉強の計画を立てやすいです。

そうすれば机に向かったとき、そのノートを見て、すぐ勉強を始められます。

そして、やり終わったら、チェックをつけるか、二重線で消します。

こうすると達成感があります。

・・・

「授業の復習に学校のワークをやる」という場合、1日ごとの予定は立てられません。授業がどこまで進むか?わからないからです。

そんなときはノートの上の方に「授業の復習に学校のワークをやる」と書いておいて、その日「やったこと」をノートに書きます(上の写真)

・・・

このノートを見ると、予定を順調に消化できているか?すぐにわかって、ほどよい緊張感を保つことができます。

自分専用のコーチや秘書さんのような存在です。

仲間を持つ

続けるコツ、最後は「仲間を持つ」です。

ひとりでコツコツ勉強できればそれに越したことはありません。でも、継続するのは難しいものです。

そこで、仲間を持つことをおすすめします。

学校だって、一緒に勉強する先生や友だちがいるから通えているわけです。

部活も同じです。

友だちと一緒だとがんばれる、休むとちょっと恥ずかしい、どちらでもいいので、この力を使います。

・・・

もちろん、一緒に勉強するわけではありません(してもいいですよ)

「最近、こんな勉強してるよ」

と話せる仲間がいると励みになります。

お互いに「今日はこれをする」と宣言して、「昨日はどうだった?」と確認し合うのもいいですね。

軽い責任感のようなものが生じて、机に向かいやすくなります。

ぼくの家庭教師はこの役割が大きいです。毎回「課題できた?」と確認します。

できていなくても別に怒られるとかはありませんが、ほどよい刺激になります。

(できなかったときは、どうしたらできるか?一緒に考えます。だからできないときは、正直に堂々と!?言ってほしい)

希望する生徒さんには、やったことを写真に撮ってラインで送ってもらっています。

・・・

今回は「続けるコツ」についてお話しました。

・1週間単位で勉強する
・ゼロにしない
・やること、やったことノートに記録
・仲間を持つ

勉強は一度、習慣化すれば、楽に続けることができます。

やらないと気持ち悪いくらいになります。

そうなるまでの努力だと思って、やってみてくださいね。

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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