小学校と中学の違い。問題練習は自分でする

今回は中学入学準備として、小学校と中学の違いをお話します。

これから中学に入るならぜひこの話を知っておいてください。

中1の終わり頃に「小学校のときはできたのに…」と言っている人はここができていないことが多いですよ。

今、中学生という人もこの話を知ればこれからでも十分間に合います。

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中学の授業の進み方

中学の授業は、内容が難しいとか、ペースが速いからついて行くのが大変とよく言われます。

もちろん、これもあります。でも、決定的に違うとぼくが思うのは、

・学校の授業で問題練習をしてくれないこと

・小まめな宿題が出ないこと

小学校の授業は、先生が説明したあとに授業で問題練習をしてくれます。

「明日までにこのプリントをやってきてね」と宿題も出ます。

さらに前回の復習をしてから授業が進みます(ひとつの単元を繰り返ししばらくやる感じ)

テストは多くの子が90点くらいを取っていると思います。

小学校は平均点を教えてくれないことが多いのですが(計算していないのかも)、ある生徒さんの担任の先生は毎回教えてくれていました。

平均点は毎回90点以上でした。

90点以上ってすごいですよね。100点は難しいとしても、95点~85点くらいの子が多いってことです。

その先生が平均点を教えてくれていたのは、「点数が高いからと言って油断しないでください」という主旨だそうです。

毎回90点取ってくると油断しちゃいますからね。

むしろ85点くらい取れないなら明らかにその分野が苦手ということです。

一度、わからなくなると、その先もわからなくなるので、保護者の方が何か対処した方がいいと思います(小学生ですから自分では難しいかも)

・・・

これが中学になると状況が一変します。

学校の授業は説明だけで問題練習はあまりやってくれません。

やったとしてもちょっとで、自分で復習しないと理解して定着するレベルになりません。

・・・

また、宿題も小まめには出ません。

多くは定期テストのあとにまとめて学校のワークを出す程度です。

小学校のときは毎日少しずつ勉強していたのに、中学に入ったら勉強時間がゼロになってしまったという子は意外と多いものです。

中学より内容も難しく進むペースも速いのに、これではできるはずがありません。

日頃、復習をしないと理解できていないので、テスト前だけではカバーできません。

そのうちわからないことに嫌気がさしてテスト前もたいしてやらない、宿題だけやっつけでやる…みたいになってしまいます。

・・・

今回は小学校と中学の違いについてお話しました。

このブログを見てくださっているあなたにはそうなってほしくないのでこんなお話をしました。

中学に入ったら、学校の授業のあった日の夜に復習をしましょう(特に数学と英語)

学校のワークを解けばいいんです。

これをやっておけば次の日の授業もよくわかるし、テスト勉強にもスムーズに入れます。

詳しい方法はこの記事に書いています↓

勉強は1週間単位で:平日は授業の復習&土日は遅れを取り戻す
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応援しています^^ 牛込伸幸

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牛込伸幸

学校の授業がわからない、机に向かえない、勉強しているのに成績が上がらない… こんなお悩みを持つ生徒さんを特にぼくは応援しています。
1973年生まれ。群馬県を中心に中学生(5教科)、高校生・既卒生(英語・現代文・小論文・AO推薦対策中心)の家庭教師を10年以上しています。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。

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群馬県高崎市の家庭教師・牛込伸幸
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