群馬県では公立高校の後期入試(公立のメイン入試)まであと1か月となりました。
そこで今回は受験勉強の最後の仕上げ、ラストスパートの方法についてお伝えします。
何をやったらいいんだろう?と考えると不安になります。
やることを決めてたんたんとやっていきましょう。
メンタル面で気を付けること
まずはメンタル面。
あなたの周りには私立高校に入学を決めた友だちが結構いると思います。
そうすると自分も併願で私立高校に合格していたりすると「私立でもいいかなあ」と思ってしまいがちです。
思わないまでも、今までの勢いが落ちてしまうことも。
ここはキッパリ断ち切って最後までやり切りましょう。
長い人生、1か月なんて短いものです。
・・・
とはいえ、1か月もあれば相当なことができます。
特に今後は学校の授業も問題演習や自習が増えます。
今までの2倍くらいの勉強時間が取れると考えることができます。
ラスト1か月の勉強は二本立て
本題のあと1か月の勉強は
・新しい問題
・繰り返す問題
この2本立てです。
新しい問題の解き方
受験直前は新しい問題や難しい問題はやってはいけないといわれます。
でも、これは前日の話です。まだまだ攻めてください。
新しい問題やちょっと難しい問題をやらないと実力が伸びないどころかカンが鈍ってしまいます。
(難しすぎる問題は深追いしなくていいですよ。これはこの時期に限らず)
入試問題は初めて見る問題に対処する必要がありますから。
ここは要注意です。
・・・
やったことがある問題を解くと正解できて安心できます。
一方、新しい問題は間違いやすい。間違うと不安になる。
だから新しい問題を解くことから逃げたくなってしまうんですね。
ここは乗り越えていきましょう。
間違えた問題を理解することで成長を実感できます。
ケアレスミスをしたときも「本番じゃなくてよかった」と考えて、再発防止策を考えましょう。
「これはケアレスミスだから大丈夫」と考えると、ミスは減りませんよ。
また、そもそもケアレスミスでなく、単なる理解不足のことも多いです。
本当に理解しているか?謙虚に問題と向き合いましょう。
・・・
新しい問題は過去問など総合問題を使います。
単元別の問題集は「この範囲から出ているはず」という先入観も手伝って問題を解くことができます。
でも、入試問題はいろいろな範囲からランダムに出題されます。また、いくつかの分野が融合して出されます。
だから過去問などを使います。
やり切ってしまった人は古本屋さんで古い過去問が売ってないか探してみてください。学校や塾の先生が持っているかもしれません。
もしくは「全国高校入試問題正解」のような問題集もおすすめです。
公立高校の入試問題は基本的には教科書の範囲で作られているので、ほかの都道府県の問題であっても、似たような練習ができます。
「今日は〇〇県かあ」とちょっとした旅行気分になれるかも。
繰り返す問題
繰り返す問題はメインで使っている問題集を使います。
学校で配られる「整理と対策」「新研究」「整理と研究」などです。
何度もやってきたと思いますが、いよいよ本当に最後の1周になるかもしれません。
あとは、新しい問題としてやった過去問の繰り返しです。
特に間違えた問題は印をつけて繰り返し解きます(難し過ぎる問題はパスしてOK)
新しい問題と繰り返す問題の割り合い
入試1か月前の新しい問題と繰り返す問題の割合は、秋の実践練習の頃よりは繰り返す問題の割り合いを高めます。
科目のカンを保ちたいので、繰り返す問題集は毎日5教科、ひと単元ずつ行います。
平日は新しい問題(過去問など)は1、2科目でいいと思います。ただ、週末など時間が取れるときは受験本番のように土日で5教科解きます。やり方はこちら↓
学校の授業でプリントを配って問題演習をしてくれた場合は、これを新しい問題としてOKです。
勉強時間やできる量は個人差が大きいので自分にあったペースを作ってください。
・・・
今回はあと1か月の勉強法でした。
まとめると、
- 新しい問題と繰り返す問題を両方やる
- この時期は繰り返す問題の割り合いが少し多め
- 科目のカンを保つために毎日5教科やる
- 土日で過去問などの総合問題を5教科解く
最後まで粘った人が勝ちます。
自分のベストを尽くしたか?逃げずに立ち向かったか?
将来、受験を振り返るとき、結果よりもこっちの方が印象に残るものですよ。
応援しています^^ 牛込伸幸
▼自習ができるようになりたい人はこちら。親御さんや社会人の方にも意外と人気
メルマガ(無料)