3学期の期末テストが終わりました。中学2年生はいよいよ受験生ですね。
そこで今回は定期テストと入試問題の違いについてお話します。
範囲が全然違うこともあるのですが、そもそも問題自体の性質がガラッと変わる科目があります。
それが英語と国語です。
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両方の科目に共通するのは、定期テストは教科書の本文が出るのに対して、入試では読んだことのない文章が出ることです。
だから勉強法が大きく違います。
定期テストでは点が取れていたのに、模擬テストや入試では全然点が取れないという人もいます。
今回はその対処法をお話します。違いを知って受験勉強に取り組んでいきましょう。
英語の受験勉強は英検を使う
先ほどもお話したように、英語の定期テストは授業でやった教科書の本文が出ます。
教科書を読み込んでおけば内容はわかるし知らない単語はありません。
また、定期テストは単語や英文法など単に知識を問う問題も数多く出ます。
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一方、模擬テストや入試問題は初めて読む英文が出ます。知らない単語が出てくることもあります。
中学生は見たことのない単語があると、一気にめげてしまう人が多いです(中学生あるある)
気にしないで全体の意味を取る練習をする必要があります。
そもそも、ぼくらは日本語の文章だって全部、わかって読んでいるわけではありません。
少しくらい知らない言葉があっても文脈から推測して意味を取ることができます。
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対策としておすすめしているのが英検です。いきなり入試の過去問では難しすぎるからです。
中学生なら4級あたりからスタートして、8~9割取れるようになったら次の級に進みます。
(6~7割で合格できますが、このレベルではまだ読めているとはいえません)
英検を使うと学校の授業で手薄になりがちなリスニングもしっかりと練習できます。
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受験生に限らず1年生のときからやった方がいいです。
英検をやると初見の文章に対処する力がつきます。知らない単語があっても気にしない練習もできます。
もちろん、単語の勉強は並行してやってくださいね。
わからない単語が一定以上あると、当然、文章の意味は取れません。
国語は受験用問題集や過去問を使う
模擬テストや入試の国語の文章題も初めて読む文章です。
だから初見の問題で練習していく必要があります。
問題集を使ってもいいですし、入試の過去問を使ってもいいと思います。
学校の授業でやる前に、学校のワークを解くのもおすすめです。
文章を読むのが苦手な人は「くもん」シリーズでじわじわ行きましょう。
今回は定期テストと入試問題の違いとその勉強法についてお話しました。
違いを知って対処していきましょう。
応援しています^^ 牛込伸幸
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