おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
今日で2学期も終わり。受験生は悔いのない冬休みを過ごしてほしいです。
そこで今回は効果的な冬休みの勉強法をお伝えします。
ではさっそく。
まず、やることを決めていない人はそこから考えましょう。
「今日は何しようかな?」という状態では、勉強する内容がブレてしまって、冬休みが終わったときに「何やったんだろう?」となってしまいます。
状況別にやることをお伝えしますね。
【その1】まだ基礎ができていない人
基礎ができていない人(公立中学で平均点が取れないくらい)はこの冬休みに徹底的に基礎をやりましょう。
学校でよく配られる「整理と対策」「新研究」「整理と研究」を使います。
B問題までスラスラできれば基礎の完成です(B問題の最後の問題は発展なので無視してもOK)
苦手な人は各単元の基本問題(A問題)にしぼって勉強してください。
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過去問は前半を中心に解いてください。大問1、2あたり。
答えや解説を読んでも難しい問題は今は無視してください。時間がかかるだけで効果はあまり出ません。
それよりも、できる問題を確実に解けるようにすること、できそうな問題をできる問題に変えることを目指してください。
特に受験直前のこの時期はこれが大事です。
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繰り返しになりますが、基礎がまだ仕上がっていない人は過去問より「整理と対策」などに多くの時間を割いてください。
整理と対策に8割、過去問に2割という感じ。
基礎知識がないと始まりません。また逆に、基礎ができていれば過去問や入試問題の前半は対処できます。
【その2】基礎ができている進学校を目指す人
基礎ができている人は過去問で新しい問題、初めて見る問題への対処を練習しましょう。
もう過去問はやってあるという人は「全国高校入試問題正解」などをやるといいですね。
過去問は単元別の問題集と違って、いろいろな分野の問題がランダムにときには組み合わさって出されています。
入試で高得点を取るにはここへの対処が必要です。
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テストと同じように制限時間を守って解いて、その後、答え合わせをていねいにします。
やりっぱなしはもったいないですよ。
知識系は自分が使っているメインの参考書、問題集で確認します(「整理と対策」など)
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過去問などの実践演習と平行して「整理と対策」、英単語、理科や社会の一問一答などメインで使っている問題集もやります。
やり続けないと忘れてしまいますから。
ここは盲点なので気を付けてください。難しい問題ばかりやって、基礎が疎かになってしまう人をよく見かけます。
入試は難しい問題を解くことより、その高校を受けるみんなが取れる問題を落とさないことが大切です。
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今回は冬休みの勉強法でした。
具体的にやることを決めて、たんたんと実行していってください。
やっていくと必ず途中で「この勉強法でいいのかな?」と不安になるものです。
でも自分で決めた方法であれば、それを通した方がいいに決まってます。
また、塾に行く人はその勉強に集中してください。
間違えた問題、曖昧な問題は印をつけて夜に復習しましょう。
それでは充実した冬休みを過ごしてくださいね。
応援しています^^ 牛込伸幸
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