おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
最近、珍しく連日、ブログを更新できています。その日、思ったことをつらつらと。
では始めます。
家庭教師は1対1の個別指導なので、いろいろなご要望があります。
たまにあるのは中学生で、塾の宿題を一緒にやってほしいというご依頼。
塾の授業について行くために、わからないところを教わりたいというのならいいと思います。
でも、自分ひとりでは勉強できないので、フォローしてほしいという場合、それが進学校に入るためという場合、ちょっと心配になります。
自分で勉強する習慣が身につかないと進学校に入ってから苦労するからです。
全部、自分でやる必要はありませんが、やはり自分で勉強する時間が必要です。進学校を目指すなら、メインは自分であってほしいところ。
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進学校の授業は予習が前提になります(特に英数)。授業は速いし、課題(宿題)も半端なく多い。
ミニテストもちょこちょこあって、基準に満たないと再テストがある学校も。
高校受験でがんばったという生徒さんでも、実は進学校に入ってからの方が勉強しているということは多いものです。
高1の夏休みくらいにはこれが当たり前になるのですが、なっていないとかなり苦しい3年間になります。
すごい勢いで置いて行かれます。みんながすごいスピードで走っているなか、止まっているわけですから。
特に高校受験のときに、塾に家庭教師にとあまりに手厚くフォローされてしまって、自分で勉強する習慣ができていないと苦労します。
量が多いので、中学生の頃のように塾や家庭教師でフォローしきれないんです。
まさか毎日3、4時間、家庭教師ってわけにもいきませんから。やっぱり自分で進むパワーが必要です。
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こんなわけで、進学校志望の生徒さんから塾のフォローを依頼されたとき、ちょっと心配になるわけです。
もちろん、家庭教師をしながら、できるだけ自分で勉強するように課題を出したりします。
また、合格したあとに、高校は自分メインでやらないとダメだよと話もします。
そのまま家庭教師を継続いただければ、そのあたりのフォローもできるのですが、
「高校に入ったら自分でやるんだ」という意気込みだけで結局できないと、先ほどお話したような苦しい状況になります。
(そうなってから、切り替えてやればいいんですけどね。これもいい経験)
やっぱりどこかで自分でやる習慣を身につける必要があります。どこかで苦労する必要があります。
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話は少し逸れますが、最近、大学のレポート課題を一緒にやってくれたり、就職活動を教えてくれる塾のようなところが増えています。
自分でやる習慣を身につけないと、最後はこうなってしまうのかなと思います。
でも、これだって結局は会社に入ってから苦労します。
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ということで、やっぱり自分でやる姿勢は大事で、学校の勉強をする意味って、ここも大きいのではないかとぼくは考えています。
めんどくさいこともやれる、そのなかに意義や楽しみを見いだせる。
応援しています^^ 牛込伸幸
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