英語の勉強はしているのに、長文読解で点が取れない…という人、意外と多いものです。
今回はその原因と対処法をお伝えします。これを読むと、同じ勉強時間で点数が上がるようになりますよ^^
おすすめの問題集・参考書も紹介します。
【その1】英文法ばかりやっている
英文を読むために英文法の知識は欠かせません。でも、いつまでも英文法ばかりやっていては長文読解はできません。こういう人、意外と多いです。
やっぱり英文を読むしかない。
「基本的な」英文法をある程度やったら長文読解に進みましょう(並行して英文法を繰り返しやる)。例えば、
中学生なら「中学英語をひとつひとつわかりやすく」山田暢彦さん
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高校生なら、「高校の英文法が1冊でしっかりわかる本」肘井学さん
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高校生でも河合塾の模試で偏差値45以下の人は「中学英語をひとつひとつわかりやすく」をやった方がいいと思います。でも、一気にやってくださいね(1、2週間くらいで)。
基礎ができていないのに高校の参考書をやってもよくわかりません(わかったつもり、やったつもりになっていることが多い)
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進学校で配られる英文法の参考書や問題集は難しいものが多いです。
これをマスターしてから長文をやろうと思うと、いつまでたっても長文に入れません(これはこれとして英文法の問題対策としては必要)
先ほどご紹介したような超基本を扱った英文法の参考書をやって、さっさと長文読解に入った方がいいです。
【その2】長文の精読や英文解釈(和訳)ばかりやっている
ひとつの英文を繰り返し読むことはすごく大切です。
でも、これだけではテストで点を取ることはできません。テストは初めて見る英文を読む必要がありますから。
また、問題のついていない英文解釈(和訳)の参考書や問題集ばかりやっている人もいます。
長文読解の練習をするには実際に問題のついているものをやりましょう。
自分のレベルにあったものを(ちょっと低めからスタート)1日1題解きます。
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問題を解くとき、テストのように制限時間内でできるだけ点を取るつもりでやってください。
選択肢で迷ったとき、答えを出し切らずに解答を見るのはダメですよ(笑)
そして、終わったらていねいに答え合わせをして、出てきた単語を覚えましょう。
苦しくても本番と同じように答えを選び切る。これが大事です。
【その3】英単語を軽視している
単語は長文読解のなかで覚えればいい!といって単語の勉強を疎かにしている人をよく見かけます。
高校受験ならこれで何とかなるかもしれません。でも、大学受験はそうはいきません。
長文読解で単語を覚えつつ、並行して単語集もやりましょう。相乗効果で覚えられます。
「この単語、この前読んだ英文のなかにあったような」
「この単語、単語集にあったような」
単語は何度か出会うことで覚えていきます。また、時間がたつと忘れます。だから単語集は大事です。
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単語集は自分が気に入ったものなら何でもいいです。でも、浮気しないでやり抜きましょう。
短いフレーズで効率よく覚えられる↓
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長文のなかで覚えられる↓
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速読英単語(必須編)
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もちろん、学校でよく配られるターゲットでもいいですよ。
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今回は、勉強しているのに英語の長文読解で点が取れないときの対処法でした。
基本的な英文法をやったら、自分のレベルにあった長文の問題を解く、でしたね。
英検4級→3級(→高校受験過去問)→準2→2級→共通テストや大学入試過去問
(古本屋さんやアマゾンで、英検の古い過去問もありますよね。大学入試ならセンターテストの過去問も)
本番と同じように時間を決めて、答えを選び切る。苦しいのですが、これをやると実力がつきます。
そして、一度解いた英文は繰り返し読んで単語や構文を自分のものにする。
新しいものと繰り返しやるもの、どっちも大事ということです。
もちろん、文法・語法・イディオム対策として、大学受験なら「ビンテージ」などをすることも大切です。これはこれで別枠として勉強していきます。
偏らずにバランスよく全部やるってことです。
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