おはようございます。群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
「先生、受かりますかね?」
先日、ある受験生から聞かれました。これ、よく質問されることなんですよね。
「大丈夫だよ」
というのも、何の根拠があってという感じだし、
「今までの模試の結果からすると60%だね」
というのもリアルすぎて怖い。
こんなときは、「それ、つい考えちゃうよね」と共感したうえで、
「考えても答えは出ないよ。だから、今できることをやるに限るよ」
こんな感じのことを、さらっと当たり前みたいに答えることにしています(真顔でいうとちょっと怖い)
・・・
この「受かるかな?」は、考えれば考えるほど、深みにはまる類いの問いです。
たとえ模擬テストでいい結果が出ていても、本番はどうなるかわかりません。A判定さえも80%以上です。
考えても答えが出ないことは考えない方がいいですよね。1点も上がらない。むしろ、悪循環に陥るだけです。
模擬テストの結果から志望校を決めたなら(目標校、実力相応校、安全校と決めますよね)、あとは結果は気にしないで、勉強するに限ります。
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それでもふと「受かるかな?」と思ってしまうことも当然あります。
そんなときは「いかん、いかん、考えても仕方ないんだった」と気づいて、止めればいいんです。
これを知っているだけで、無用な思考ループに陥らずに済みます。
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「人事を尽くして天命を待つ」です。
自分が今できることをたんたんとやっていきましょう。ベストを尽くした結果なら、受け入れられるはずです。
PS.
親御さんからも「うちの子、受かりますかね?」とご質問いただくことがあります。
お気持ちはとてもよくわかります。不安な気持ちを誰かと共有したいだけだと思います。
対処法は同じです。
考えても仕方ない。子どもを信じる。万一の結果も受け入れる覚悟を持つ、です。
お子さんに「あんた、受かんの?」と聞かないようにしてくださいね。答えようがないですから(笑)
真剣にやっているからこその不安です。いい経験になることを願っています。
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