前回は、入試前日にやってはいけないことをお話しました。
- 難し過ぎる問題をする
- やることが決まってない
- 早く寝過ぎる、夜更かしする
でした。今回はやるといいことです。今回も3つ厳選してみました。
明日は入試だと思うと、あれもこれもやりたいと思ってしまうものです。でも、時間は限られています。
入試は範囲が広~いので、全部を見直すなんてできません。では、何をやったらいいでしょうか。
【その1】勘を鈍らせない
テスト前は5教科バランスよく勉強することが大切です(特に直前期)。それは科目の勘を鈍らせないためです。
なかでも、特にテスト前日、その勘を活性化しておきたいのは以下の科目です。
- 英語の長文読解
- 英語のリスニング
- 国語の現代文
- 国語の古文
- 国語の漢文
これらは、文章に読み慣れる、聴きなれる状態を維持しましょう。
読んだり聴いたりするのはこれまで繰り返し読んだものでOKです。
ただ、限られた時間のなかで新しい問題を解くのが特に有効なのは現代文です(正解数は気にしないこと)
【その2】繰り返し教材の見直し
参考書や問題集の最後の方に、最後の確認事項がまとまっているページがあります(中学生なら「整理と対策」のような受験教材の最後にあります)
テスト前日はこういったページをみるといいでしょう。もちろん、前日に初めて見るのでなく、事前にやっておきます。
実力テストや模擬テストの前にいつもみるようにするといいですね。そうすれば、入試前日も安心して見ていられます。
覚えにくいところなど、付せんをつけておいたページをみるのもいいですね。前日は集中力が高まっているので、かなり覚えられますよ。
【その3】試験当日のイメージトレーニング
試験当日、何時に起きて…とスケジュールを決めて、それをイメージしてみてください。こうしておくと、当日、落ち着いて行動できます。
●今日のまとめ
入試前日にするといいこと
- 勘を鈍らせない
- 繰り返し教材の見直し
- 試験当日のイメージトレーニング
ぶっちゃけ、前日に何をやっても急にできるようになるなんてことはありません。今までの積み重ねですからね。
ですから、当日、落ち着いて受験できるように、自分の力が出せるように、気持ちを整えるってことです。
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