大学受験の英文法・語法の定番といえば、ビンテージとネクステですね。
進学校では高2の春に配られて、毎週少しずつテストをするところも多いと思います。
ただ、2回、3回やっても「できるようにならない!」「染み込んでこない…」という声をよく聞きます。
今回は、その原因と対策についてお伝えします(具体的なおすすめ問題集もご紹介します)
ビンテージなどは必要な問題集です。でも、このままやり続けても、できるようになりませんよ。気を付けてくださいね。
ビンテージやネクステをやってもできるようにならない理由
理由1:問題が難しすぎる
何回やってもできるようにならない、染み込んでこない理由は問題が難しすぎることです。
ビンテージに載っている問題は大学入試の問題です。
英文や単語レベルが高かったり、問題がひねってあるので、単語力と文法の基本ができていないと難しいんですね。
理由2:問題数が少ない
1冊に大学入試に必要な情報を網羅する必要があるので問題がすごく少ないです。
基本的な問題集なら、ひとつの項目で問題がいくつかあって、それをやっていくうちに理解して慣れていくことができます。
でも、ビンテージはそうはなっていません。基本、1項目1問です。
逆に、ビンテージができるレベルになれば、効率よく短時間で全範囲の勉強ができるわけです。
理由3:解説が少ない
これはよく言われることですが、ビンテージは解説が少ないです。
基礎ができている人にとってはコンパクトでいいのですが、そうでない人にとってはあの解説ではわからないと思います。
解説を読んでわからないときは(わかったつもりになっていないか注意!)、基本に戻りましょう。
では、どうしたらいいか?お話しますね。
ビンテージが難しいときはこの参考書・問題集で
まずは文法の基本を身につけましょう!基本的な参考書を1冊仕上げて、問題集で理解を深め定着させます。
例えばこんなライン。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
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中学レベルから英語の基礎を講義形式でわかりやすく解説してくれています。自習に最適↓

↓
英文法レベル別問題集【2基礎編】英検準2級を目指すレベル
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上記「大岩のいちばんはじめの英文法」と併用するといいですね。例えば、関係代名詞のところを読んだら、この問題集の関係代名詞のところを解く↓
↓
英文法レベル別問題集【3標準編】英検準2級~2級を目指すレベル
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この3冊を終えて、例えばシステム英単語(ベーシック編)などの単語ができていれば、ビンテージやネクステにスムーズに進むことができます。
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学校でビンテージを使っていて、難しいなあと感じる人は、この3冊をかませてみてください。
例えば、学校のミニテストで不定詞があるなら、この3冊で不定詞をやってからビンテージをやります。
そんなに量は多くないのでできると思いますよ。
むしろ、ビンテージをよくわからないまま無理やりやるより短時間で済むと思います(実際、学校のミニテストは丸暗記でお茶を濁している人が多い)
・・・
今回は、ビンテージやネクステへの道という感じでお話しました。
ただ、この3冊、のんびりやらないでくださいね。中学英語の基礎ができている人であれば、「なるほど~」と楽しく進めると思います。だから一気に!
もし、この参考書が難しく感じるなら、
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」
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をやってください。今できないことを悲観することはありません。できるところからやっていきましょう。自学自習なら自分のペースで進められます(一気にやることも可能)
応援しています^^ 牛込伸幸
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