「今度はあと10番上がるようにがんばろう!」
子どもが勉強をがんばってテストの順位が10番上がったとき、こう言ってしまうことがあります。
でも、これ、子どもの状態によっては「これじゃあ、まだダメってこと?」と聞こえることがあります。
そうではなくて、こんなときは「がんばって勉強してたもんね」と、まずは認めてあげるべきだと思います。
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人は認められたり、充実感や達成感を味わったりしたとき、次へのモチベーションが高まります。
子どもの状態がよくなると、子どもが自分から勝手に「次は…」と言い出します。
それを待つくらいでちょうどいいです。
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そもそも、テストの順位が10番上がったからといって、次も同じようにがんばれば、また10番上がるかというとそうではありません。
ここは勘違いしやすいところ。
10番上がった先には、10番上の実力のある子たちがいます。
その子たちを追い抜くにはさらなる努力が必要です。
維持するだけでもがんばってる証拠です。
でも、親はつい今回上がったから、次も…と思ってしまいます。
これは子どもからしたらすごくキツイです。やっても、やっても…みたいな。
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逆に「勉強しているのに結果が出ない」と子どもが焦っているときは、
「みんなも同じようにがんばっているんだから、維持するだけでもがんばってる証拠だよ。このままやっていこう」
こう勇気づけてあげるといいですね。
お父さん、お母さんがこんな気持ちでいてくれると、子どもも心強いと思います。
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今回は「そんなにすぐには上がらない」というお話でした。
うれしい感想をいただきました。ご紹介させていただきますね。
感想ここから↓
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やったね、順位上がったね!次はもっと上目指そうね~。って言ってしまっていました。
でも、牛込さんのメルマガを読むようになって、現状維持でも、
「よく頑張ってるよね~。現状維持って大変だよね~。」
と、娘に言ったら、
「そうなんだよ。ほんと大変なんだよ。中3になって、みんな勉強しだすんだもん。」
と。
娘の様子を見ては、結構イライラしていましたが、牛込さんが、「子供は子供なりに頑張ってるんですよ。」とおっしゃっているのを読み、温かく見守ることができるようになりました。
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↑感想はここまで
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