英検のリスニングの練習をするとき、一気に解いてマル付けするだけの人がいます。
これでは合格できそうか?判定できるだけで、実力をつけることができません。
せっかくなら点数の上がる勉強がしたいものです。
そこで今回は効果的なリスニングの勉強法をお伝えします。
・・・
リスニングに苦手意識を持っている人も多いと思います。
ぼくもそうでした。日本で英語教育を受けるとそうなってしまうと思います。
練習量が圧倒的に足りないんですね。学校の授業ではほとんどやらないじゃないですか。
でも、実はリスニングは練習すると点数が上がりやすい分野です。単なる勉強不足が原因なので。
合格する人はここで点を稼いでいますよ。
リスニングの勉強法
【ステップ1】テストのように問題を解く
「今日は5題解くぞ」というとき、まずはテストと同じように1~5まで通して解きます。
マークの仕方、問題と問題の間のタイミングも練習。
特に選択肢に迷ったときに、引きずらないことが大事ですよね。
次の問題の音声が始まってしまいます(汗)
・・・
目指すのは問題をすぐに解き終えて、次の問題の音声が流れるまで、次の問題の選択肢を軽く見ておくことです。
どんな内容かある程度わかりますし、音声のあとに速やかに解答することができます。
このいいサイクルができることがリスニング高得点のカギになります。
【ステップ2】答えを見る前に納得いくまで聴く
解き終えてすぐに答えや音声を文字化したもの(スクリプトまたは台本)を見るのはもったいないです。
1問ごとに自分が納得するまで音声を聴きます。
そして、それができたら答えとスクリプト(台本)を見ます。
このステップがいちばん力のつくところです。
これを1問1問やっていきます。
【ステップ3】通して聴く
最後に今日やった問題を通して聴きます。気持ちよく聴けるはずです。
以上がリスニングの勉強法。
勉強の量やペース
このやり方は時間がかかるので、そんなにたくさん問題をこなす必要はありません。
また、リスニングはたまに一気にやるのはダメで、少しずつ毎日やった方がいいです。
例えば、英検のリスニングだったら1日5題でもいいので、このやり方で毎日やってみてください。
日に日に聴けるようになっていくと思います。やってて楽しいです。
問題が難しいと感じたら
問題を解いていて難しいと感じたら、レベルを下げてください。
日本で普通に英語教育を受けるとリスニングは苦手になります。苦手というより単に勉強が不足しているだけ。
英検準2級を受けるとしても、難しいと感じたら3級→4級とレベルを下げて練習します。
普通に聴けて当たり前に正解できるようになったら次の級に進みます。
3級と準2級など並行して勉強するのも効果的です。
長文読解でも同じですが、難しいものをやっていれば、そのうちできるようになるというものではありまえん。
難しすぎるものは何度やっても入ってこないだけです。ここ注意です。やってしまっている人が多いです(以前のぼく・笑)
読めないものは聴けない
リスニングの問題が難しいと感じるのは、その英文が読めないことが原因かもしれません。
読めない英文は聴けません。
厳密にはスクリプト(台本)を音声と同じ速さで読めないと聴けません。
これが原因の場合は、リスニング問題のレベルを下げるとともに読解の勉強をします。
・・・
逆に、英文が読めている場合は、練習すればそのレベルの英文は聴けるようになるということです。
これがリスニングが伸びやすい理由です。
・・・
今回はリスニングの勉強法についてお話しました。
英検はリスニングの配点が高いです。
繰り返しになりますが、リスニングは意外とすぐ伸びる分野なので、一気をたまにやるのでなく、少しずつ毎日を心がけてやってみください。
教材は旺文社の英検過去問をおすすめします。
専用のアプリを使うと前回の続きから聞くことができます。
これ、毎日少しずつ勉強するときに役立ちます↓
さらに、スピードも変えることができます↓
応援しています^^ 牛込伸幸
▼質問募集中!このブログでできるだけお答えしますご質問はこちら(お名前・メアド不要)
▼自習ができるようになりたい人はこちら。親御さんや社会人の方にも意外と人気
メルマガ(無料)