今回は私立高校の難易度についてお伝えします。
中3の夏休みあたりに親御さんからよく「しくみがわからないのですが…」とご質問いただきます。
では始めます。
お父さん、お母さんが受験した頃は(ぼくもこの時代)、
・偏差値60の人はA高校
・50の人はB高校
・40の人はC高校
と偏差値と私立高校の難易度はだいたいリンクしていました。でも、今は違います。どの高校も2つか3つのコースを持っています。
・特別進学コース
・進学コース
・一般コース
そして、難易度は、
・A高校の特別進学コース
・B高校の特別進学コース
・C高校の特別進学コース
・A高校の進学コース
・B高校の進学コース
・C高校の進学コース
・A高校の一般コース…という順になります。
ひとつの高校に公立中学と同じように、いろいろな成績の生徒さんがいる状況です。
偏差値にすると、
・A高校:41~69
・B高校:48~67
・C高校:40~64
上限と下限に特徴が出ますが、それにしても幅広い(偏差値50が平均点)
例えば、偏差値70の生徒さんが上限の偏差値がいちばん高いA高校(偏差値41~69)を選ぶというわけではありません。
A高校の上限69とB高校の上限67はたいした違いではありませんよね。
ここは好みや部活、住んでいる地域で選ぶという感じです(女子は制服も!?)
・・・
群馬県の私立高校は1月初めの3連休で入試をします。
入試はコース別でなく、全員同じ日に同じ問題を解いて、その点数に応じてあなたは特別進学コース、あなたは進学コース…と振り分けてくれます。
(余談ですが、全員同じ問題でコースを振り分ける必要があるので問題がやたら難しい)
実際、多くの人が3日間で2校受けるので、受かった中から選んでいるようです。
A高校は進学コースだったけど、B高校は特別進学コースに受かったから、B高校にしよう…みたいに(公立が第一志望の場合は、1校だけ手続きしておく)
・・・
今回は私立高校の難易度についてお話しました。
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